- サーバーに荒らしが入ってきて建築物を破壊されてしまった…
- 知らない人が勝手に入ってきて困る…
- 身内だけで遊べる安全なサーバーを作りたい…
以上の悩みを解決できる記事になっています!
マイクラサーバーのホワイトリスト機能を使えば、許可したプレイヤーのみが接続できる安全な環境を作れます。
この記事では、Java版と統合版のホワイトリスト設定方法から、実際の運用方法まで徹底解説。
記事を読めば、荒らし知らずの快適なマイクラサーバーを構築できるようになりますよ。
ホワイトリストで安全なマイクラサーバーが作れる
ホワイトリストとは、サーバーへの接続を許可されたプレイヤーの一覧のことです。
通常のマイクラサーバーでは、IPアドレスを知っている人は誰でも接続できてしまうんです。
ホワイトリストを有効化すると、事前に登録されたプレイヤーのみがサーバーに入れる仕組みになります。
荒らし対策として最も効果的な方法
ホワイトリストは、荒らし対策として最も効果的な手段。
許可されていないプレイヤーの侵入を完全に防げます。
建築物の破壊、放火、アイテム盗難などの荒らし行為を未然に防止。
「面接」のような仕組みで、事前に信頼できるプレイヤーを選別できるんです。
友人や家族だけのプライベート環境を実現できる
友人や家族のみでプレイできるクローズドな環境を構築可能。
知らない人の突然の参加を防げるのが嬉しいポイント。
参加者の管理がめちゃくちゃ楽になります。
身内だけで楽しむマイクラサーバーには欠かせない機能ですね。
Java版と統合版で設定方法が異なる
Java版と統合版では、ホワイトリストの設定方法とコマンドが少し違います。
どちらも基本的な手順は同じなんですが、使用するコマンド名が異なるんです。
Java版では「whitelist」コマンドを使用する
Java版ではwhitelist
コマンドを使用します。
最も基本的な設定手順は以下の通りです。
# ホワイトリスト有効化
whitelist on
# プレイヤー追加
whitelist add <プレイヤー名>
# 設定確認
whitelist list
もし、whitelist.json
を直接編集する際は、プレイヤー名とUUIDの両方が記録される仕組み。
Java版では管理者(OP権限持ち)はホワイトリストに登録されていなくても接続可能なんです。
統合版では「allowlist」コマンドを使用する
統合版では現在、allowlist
コマンドが正式名称となっています。
whitelist
も互換性のため使用可能なんですが、allowlistが推奨されます。
# ホワイトリスト有効化
allowlist on
# プレイヤー追加
allowlist add <プレイヤー名>
# 設定確認
allowlist list
統合版ではXUID(Xbox User ID)が使用される仕組みです。
統合版では管理者も含めて全員がホワイトリストに登録される必要があります。
server.propertiesファイルでも設定可能
コマンド以外に、設定ファイルからも有効化できます。
Java版の場合はserver.properties
ファイルで以下を設定してください。
white-list=true
統合版の場合は以下の設定を使用します。
allow-list=true
ファイルを編集した場合は、必ずサーバーの再起動が必要になります。
基本的なコマンドで簡単に設定できる
ホワイトリストの設定は、いくつかの基本コマンドを覚えるだけで完了します。
- ホワイトリストを有効化する手順
- プレイヤーを追加・削除する方法
- 設定の確認と再読み込み操作
ホワイトリストを有効化する手順
まず、ホワイトリスト機能を有効化。
Java版の場合は、以下のコマンドを実行。
whitelist on
統合版の場合も、以下のコマンドを実行しましょう。
allowlist on
有効化された瞬間から、登録されていないプレイヤーは接続不可になるので、注意してください。
プレイヤーを追加・削除する方法
プレイヤーの追加は以下のコマンドで行います。
# Java版
whitelist add <名前>
# 統合版
allowlist add <名前>
プレイヤーの削除は以下のコマンドで行います。
# Java版
whitelist remove <名前>
# 統合版
allowlist remove <名前>
プレイヤー名は正確に入力する必要があるので、注意してくださいね。
設定の確認と再読み込み操作
現在の設定を確認するコマンドも覚えておきましょう。
一覧表示で、現在登録されているプレイヤーを確認可能。
# Java版
whitelist list
# 統合版
allowlist list
設定の再読み込みは以下のコマンドで行います。
再読み込みは、設定ファイルを手動編集した後に使用できますよ。
# Java版
whitelist reload
# 統合版
allowlist reload
導入前にメリットとデメリットを理解する
ホワイトリストには大きなメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。
自分のサーバー運営方針と照らし合わせて、導入を検討することが重要です。
- 荒らし対策とプライベート環境という大きなメリット
- 管理の手間と新規参加者への障壁というデメリット
- 自分のサーバー運営方針に合うかを判断する
荒らし対策とプライベート環境という大きなメリット
荒らし対策の最強手段として、許可されていないプレイヤーの侵入を完全にブロック。
建築物の破壊、放火、アイテム盗難などの荒らし行為を未然に防止可能です。
プライベート環境の実現により、友人や家族のみでプレイできるクローズドな環境を構築できます。
知らない人の突然の参加を防止し、参加者の管理が容易に。
管理の手間と新規参加者への障壁というデメリット
いいことばかりのホワイトリストに見えますが、管理の手間が最大のデメリットです。
新しいプレイヤーを追加する際に手動でホワイトリストに登録が必要。
不特定多数が参加する公開サーバーでは、新規プレイヤーの参加がめちゃくちゃ面倒になってしまいますね。
自分のサーバー運営方針に合うかを判断する
身内だけで遊ぶ場合には、積極的に導入してOKです。むしろおすすめですよ。
不特定多数に開放する公開サーバーを運営したい場合は、正直おすすめできません。
なるべく他のセキュリティ対策を検討しましょう。
よくあるトラブルと解決方法を知っておく
ホワイトリスト機能を使っていると、いくつかのトラブルが発生することがあります。
事前に対処法を知っておくことで、スムーズに問題を解決可能ですよ。
- 「サーバーに入れない」エラーが出る時の対処法
- ホワイトリストが機能しない場合の確認点
「サーバーに入れない」エラーが出る時の対処法
最も頻繁に発生するエラー。
原因はプレイヤーIDがホワイトリストに未登録の場合がほとんど。
以下のコマンドで追加することで解決可能です。
whitelist add <プレイヤーID>
ホワイトリストが機能しない場合の確認点
ホワイトリストが有効化されていない可能性あり。
以下のコマンドで有効化確認を実行してみましょう。
whitelist on
統合版特有の問題として、管理者権限を持つプレイヤーでもホワイトリストに登録が必要な点があります。
Java版とは異なる仕様なので要注意。
ホワイトリストを利用する際の注意点
ホワイトリストを利用する際の注意点を紹介します。
- 定期的な監査で不要プレイヤーを整理する
- 他のセキュリティ機能と組み合わせる
定期的な監査で不要プレイヤーを整理する
定期的な監査を実施しましょう。
月1回のホワイトリスト見直しと不要プレイヤーの削除を実施。
長期間ログインしていないプレイヤーの整理も検討してみてください。
他のセキュリティ機能と組み合わせる
他のセキュリティ機能と組み合わせて、多層防御を実装することが重要です。
ホワイトリストだけでなく、定期的なバックアップ取得、保護プラグインの導入などを組み合わせます。
詳しい荒らし対策は、以下の記事を参考にしてください。


【まとめ】ホワイトリストで安全なマイクラサーバーを構築しよう
この記事では、マイクラサーバーのホワイトリスト機能について解説してきました。
ホワイトリストで実現できる重要なポイントは以下の5つです。
- 荒らし対策として最も効果的で建築物の破壊を完全に防げる
- 友人や家族だけのプライベート環境を構築できる
- Java版と統合版で異なるコマンドを使い分ける必要がある
- 基本的なコマンドを覚えるだけで簡単に設定できる
- 管理の手間というデメリットを理解した上で導入判断する
以上の機能を活用すれば、荒らし知らずの快適なマイクラサーバーを構築できるでしょう。
身内だけで遊ぶなら、ぜひホワイトリストを導入してみてください。